先生
先生
私立学校に転職したいんだけど、採用情報ってどこで調べればいいの?公立みたいに1か所にまとまってないよね?
ぶたまる
ぶたまる
そうなんです。私立の採用情報は各学校バラバラに公開されているので、探し方を知っておくのが大事。実際に私立へ転職した経験をもとに、7つの経路をまとめました!

公立学校の教員採用試験は都道府県が一括で実施しますが、私立学校の採用は各学校が独自のタイミング・方法で行うため、情報があちこちに分散しています。

実際に公立から私立へ2回転職した私(ぶたまる)も、はじめて採用情報を探したときは「どこを見ればいいかわからない」という状態でした。

この記事では、公立教員が私立学校の採用情報を効率よく集める7つの経路と、東京・千葉・神奈川・埼玉の都道府県別公式サイト一覧をまとめています。

💡 この記事でわかること
  • 私立学校の採用情報が分散している理由(公立との仕組みの違い)
  • 採用情報を探す7つの経路と、それぞれの向き不向き
  • 東京・千葉・神奈川・埼玉の都道府県別公式サイト一覧
  • いつから動き始めるべきか(ぶたまるの失敗談つき)

結論:私立の採用情報は「7つの経路」から集める

経路特徴向いている人
①日本私学教育研究所全国の公式求人データベースまず全体を把握したい人
②都道府県私学協会地域密着の採用情報エリアを絞って探したい人
③転職エージェント非公開求人・個別サポートあり初めて私立転職する人
④教員専門求人サイト多数の求人を一括確認自分のペースで探したい人
⑤ハローワーク無料・公開求人のみコストをかけたくない人
⑥各学校のWebサイト最新・直接情報志望校が絞れている人
⑦縁故・人脈非公開の採用につながる私立業界に知人がいる人

公立と私立、採用の仕組みはここが違う

公立は「都道府県一括試験」、私立は「学校ごとの独自採用」

公立学校の教員採用は、都道府県(または政令市)が毎年決まった時期に一括して試験を実施します。情報は各自治体の教育委員会に集約されているため、調べる場所は1か所で済みます。

一方、私立学校は各学校が採用主体です。募集時期・選考方法・条件はすべて学校によって異なり、「私立学校の採用情報を一括で見られる公的なサイト」は存在しません。だからこそ、複数の経路を把握しておくことが重要です。

採用スケジュールは学校によってバラバラ

多くの私立学校は4月着任を前提に、前年度の秋〜冬(10月〜翌2月頃)に採用活動を行います。ただし、産休・退職などの欠員が出た場合は年度途中でも随時募集されます。

⚠️ 注意

採用情報の掲載期間が短い学校も多く、気づいたときに締め切り済みということも。定期的なチェックが欠かせません。

私立学校の採用情報を探す7つの経路

①日本私学教育研究所(全国の私立中高の公式データベース)

日本私学教育研究所は、全国の都道府県私学協会に加盟する私立中学校・高等学校・特別支援学校の教職員募集情報をまとめて掲載している公式サイトです。

「私立学校の採用情報を調べるならまずここ」という位置づけで、無料で閲覧できます。なお、幼稚園・小学校の情報は少ないため、中高を目指す方向けの経路です。

②各都道府県の私学協会(地域密着の採用情報)

各都道府県には「私学協会」または「私立中高等学校協会」が設置されており、それぞれが独自の採用情報ページや教員登録システムを運営しています。日本私学教育研究所に載っていない求人が掲載されることもあるため、エリアを絞って探す場合に有効です。

都道府県別のリンクは後述の一覧を参照してください。

③教員専門の転職エージェント(非公開求人が豊富)

教員専門のエージェントは、一般には公開されていない非公開求人を多数保有しています。求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策まで無料でサポートしてもらえます。

「初めて私立転職を考えている公立教員」に最もおすすめの経路です。

✅ メリット
  • 公開されていない非公開求人にアクセスできる
  • 学校の内情・雰囲気を事前に教えてもらえる
  • 書類・面接サポートがすべて無料
⚠️ デメリット
  • 担当者との相性がある
  • 希望条件が細かすぎると求人が少なくなる場合も

④教員専門の求人サイト(E-Staff・EMPS・教員採用.jp)

エージェントを通さず自分のペースで探したい場合は、教員専門の求人サイトが便利です。

サイト名特徴
E-Staff(イースタッフ)年間求人2,900件超。業界最大規模
EMPS首都圏私学に強い。スカウト機能あり
教員採用.jp千葉・埼玉の私学協会と連携。無料登録制
教員人材センター私立中高専門。非公開求人も取り扱い

⑤ハローワーク

費用をかけずに探したい方の選択肢のひとつです。ただし掲載されるのは公開求人のみで、私立学校の求人数は他の経路に比べて少ない傾向があります。補助的に使う経路として位置づけるのが現実的です。

⑥各学校のWebサイト直接確認

志望校がある程度絞れている方は、各学校の公式サイトを直接確認する方法も有効です。ただし、学校ごとに採用情報の掲載場所が異なる(トップメニュー・採用ページ・お知らせ欄など)ため、探すのに手間がかかります。

⚠️ 注意

採用情報ページが長期間更新されていない学校もあります。「最終更新日」を確認してから問い合わせましょう。

⑦縁故・人脈(意外と有効な経路)

私立学校の採用では、縁故や人脈が決め手になることは珍しくありません。私自身も最終的に縁故がきっかけで採用が決まりました。

「知り合いに私立の先生がいる」「大学の恩師が私立に勤めている」といったつながりは積極的に活用しましょう。


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【都道府県別】採用情報の公式サイト一覧

東京

校種サイト名概要
中学・高校東京私立中学高等学校協会都内会員校の採用情報ポータル
中学・高校東京私学教職員エントリーシステム都内中高424校への橋渡しサービス
中学・高校私立中高教員採用.com東京私立中高協会公式の求職者登録
小学校東京私立初等学校協会都内私立小学校の採用情報

千葉

校種サイト名概要
中学・高校千葉県私立中学高等学校協会教員採用情報・登録ページ
中学・高校教員採用.jp(千葉)千葉私学協会と連携した無料登録システム

神奈川

校種サイト名概要
中学・高校神奈川県私立中学高等学校協会神奈川私学の採用・エントリー登録

埼玉

校種サイト名概要
中学・高校埼玉県私立中学高等学校協会教員希望者登録制度あり
中学・高校教員採用.jp(埼玉)埼玉私学協会連携の登録システム
💡 幼稚園・小学校を探す場合(千葉・神奈川・埼玉)

千葉・神奈川・埼玉の幼稚園・私立小学校の採用情報は、各校のWebサイトか教員専門の転職エージェントを通じて確認するのが現実的です。校種専門の私学協会サイトが整備されていない地域もあります。

いつ動けばいい?私立採用のスケジュール

  • 1

    5〜6月:情報収集・エージェント登録(スタートのベストタイミング)

    私学協会サイトへの登録・エージェントへの相談を開始。選択肢を最大化できる時期。

  • 2

    7〜9月:志望校の絞り込み・書類準備

    各学校の採用情報をチェックしながら、履歴書・志望動機書を整える。

  • 3

    10月〜翌2月:メインの採用シーズン

    多くの私立学校がこの時期に翌年度の採用を行う。書類・面接が集中する。

  • 4

    年度途中(随時):欠員補充の採用

    産休・急な退職による欠員は年中発生。登録済みのサイトをこまめにチェックする。


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ぶたまるが実際にやった採用情報の集め方

先生
先生
実際にぶたまるさんはどうやって採用情報を集めたんですか?
ぶたまる
ぶたまる
まず転職エージェントに相談して、目星をつけた学校のHPを直接見に行くという順番で動きました。ただ、学校によってHPのどこに募集要項があるかがバラバラで、探すだけでかなり時間がかかりましたね。

動き始めたのは9月ごろでした。今振り返ると、5〜6月から動いていれば選択肢はもっとあったと思います。9月時点でほぼ締め切られている求人もありました。

最終的に採用が決まったのは縁故がきっかけでした。私立学校では「縁故採用は珍しくない」と聞いていましたが、実際にそれを経験して、改めてその通りだと実感しています。公式サイトの情報収集と並行して、知り合いの私立の先生にも相談しておくことを強くおすすめします。

💡 ぶたまるの経験からのアドバイス
  • エージェントへの登録は5〜6月がベスト。9月スタートでは選択肢が減る
  • 学校HPは採用情報の掲載場所がバラバラ。時間をかけて丁寧に探す必要がある
  • 縁故・人脈は私立採用では有効な経路。積極的に活用しよう

また、私立学校に転職した後のリアルな働き方については「公立から私立に転職した1年後のリアル」にまとめています。採用情報を集める前に、私立の実態も確認しておくことをおすすめします。

まとめ

📝 この記事のまとめ
  • 私立学校の採用情報は公立のように一元化されておらず、7つの経路を使い分けて集める
  • 「日本私学教育研究所」と「各都道府県私学協会サイト」が基本の調べ先
  • 転職エージェントは非公開求人・サポートが充実しており、初めての私立転職に特におすすめ
  • 動き始めは5〜6月がベスト。9月以降では選択肢が大幅に減る
  • 縁故・人脈は私立採用では有効な経路。公式情報と並行して活用する

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