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ぶたまる

転職出戻り教員 / 私立高校 数学科

公立→営業職→私立 / 転職2回経験

転職」にリスクはあります。でも「転職活動」にリスクはありません。

私は、教員を一度辞めた人間です

はじめまして。ぶたまるです。
今は私立高校で数学を教えている、現役の教員です。ただ「現役」と言っても、ずっとそこにいたわけじゃない。

一度、教壇を離れています。

公立高校を辞めて、営業職として1年間働きました。その後、改めて私立高校の教員になった。だから私は「転職出戻り教員」を名乗っています。

遠回りだったか、と聞かれたら——そうは思っていません。あの1年があったから、今の自分がある。

好きな仕事なのに、なぜ動いたのか

正直に言います。教員という仕事は、嫌いではありませんでした。

生徒の前に立つこと、数学を教えること——やりがいは本物でした。

ただ、給特法が納得できなかった。
部活も補習も深夜の準備も、「教員なんだから当然」で終わる。 やってもやらなくても給料は変わらない。いつの間にか職場は「やらないもの勝ち」の空気になっていた。

このままでいいのか。

その問いを、しばらく一人で抱えていました。妻にも言えないまま。

最初の転職——「教員を辞めたくて」、営業職へ

転職活動を始めたのは、「教員を辞めたい」という気持ちが先でした。どこに行くか、ではなく、ここを出たい。それが出発点でした。

転職エージェントに登録し、担当者と話すうちに「教育関係の営業職が向いているかもしれない」という方向が見えてきました。 狙いを定めて転職活動を進め、内定をもらいました。

大学卒業後、採用試験しか受けたことがなかった私が、初めて転職市場に足を踏み入れた瞬間でした。

営業の1年間でわかったこと

実際に働いてみると、職場環境は思っていた以上によかった。

残業は少ない。残業代は出る。頑張れば評価される。公立時代にないものが、全部そろっていた。

でも1年間働くうちに、じわじわと気づいていった。

「楽しくない」

仕事は、教員のほうがずっと辛かった。でも、楽しかったのも教員だった。
自分が好きだったのは「人とコミュニケーションをとること」ではなかった。 「人の成長の手助けをすること」が好きだったんだと、外に出て初めてわかった。

2回目の転職——情報武装して、私立へ

最初の転職で、一つ自信がついていました。「環境は、自分でリサーチして選べる」という実感です。

情報を集めて良い職場を選べば、自分に合った環境は手に入る。それを証明できていた。 教員のなり手不足という現実もある。教員免許がある限り、まだチャンスはある。

そう判断して、今度は私立高校に的を絞って転職活動を進めました。

結果——環境もやりがいも、両方手に入れました。

基本給は変わらない。でも部活指導にも補習にも手当がつく。やった分だけ評価される。

最初の転職は、無駄ではありませんでした。あの1年があったから、「自分が本当に求めるもの」がわかった。

なぜこのサイトを作ったのか

現状に満足していない教員が、たくさんいると感じています。

でも多くの人が、情報のないまま一人で悩んでいる。かつての私のように。

このサイトの目的は、転職を勧めることではありません。

転職か、残留か——自分で選べる状態になること。

その選択肢を持つだけで、毎日の見え方が変わります。まず情報を取りに来てください。

転職を怖がっているあなたへ

最初の転職活動で、担当者にこんなことを言われました。

「例えは悪いかもしれないけど、もし介護職で介護が嫌だと思っている人が、もっと高待遇の職場に内定をもらえる可能性があるのに、介護職に戻れなくて不安でチャレンジしてなかったらどう思う?チャレンジしろよ!って思うでしょ?教員も同じだよ。今、私も同じ気持ち。チャレンジしなよ。」

この言葉が、今も頭に残っています。

「公務員を辞めたら、もう戻れない」——私もそう思っていました。
でも実際には、教員免許がある限り、やろうと思えば公立(公務員)に戻る道だってありました。

いつでも戻れる場所がある。それが、教員免許を持つ教員の、案外知られていない強みです。

まず、チャレンジしてみてください。

ぶたまる